Switchbot 温湿度計の湿度をキャリブレーションする
前置き
ドライボックスを購入し、HAKUBA のデジタル温湿度計を設置した。
しかしこのドライボックスはスモークなので温湿度計のデジタルの表示が見づらい問題が...
そもそも頻繁には見ないけど、見たいときにサッと確認できるといいなーアプリ等でも見たいなーと思いぐぐったら Switchbot 温湿度計が出てきたので購入した。
ドライボックスが2つあるので Switchbot 温湿度計も2台購入し、一旦同じドライボックスに入れて数日様子を見てみると 1~3% ほど差があった (温度の方は 0.1~0.2℃ くらいしか差がなかった)
どちらが正しいのか、そもそもどちらも正しくないのか気になりググってみると、公式のヘルプに以下の記載があった。
SwitchBot温湿度計の校正方法 – SwitchBotサポート
すべてのSwitchBot温湿度計は、出品前に品質と「製品同一性」の検証を行い、そして、業界で最も精度が高いスイス製センサーを搭載し、4秒ごとに測定値を更新し、より正確な温湿度測定を得られます。
すごい。
さらに
湿度校正
「飽和塩法」はとても人気がありますが、インターネットで紹介文章など検索して簡単に見つけられます。それは、非常にうまく機能しますが、必ず書いた内容通りに正確に実行しなければなりません。
不正確な基準への校正は、校正をまったく行わないよりも悪い場合があるため、アマゾンで安く入手できるBovedaワンステップ湿度計キャリブレーションキットをお勧めします。
Switcbot 温湿度計はアプリから温度・湿度のキャリブレーションができる。
その基準となる数値として Boveda の湿度キャリブレーションキットが使えるとのこと。
今度は Boveda をググってみると、どうもタバコ・葉巻や楽器の湿度調整剤として使われているらしい。
(Twitter で「Boveda 湿度」でググると草が出てきて草)
これを使用して、Switchbot 温湿度計のキャリブレーションを行ってみよう。
実行
届いたやつ。
今回は湿度 75% をキープするやつにしたけど、別に 75% じゃなくてもよかったかもしれないし1つでよかったかもしれない。
この中に Switchbot 温湿度計を入れ、
これから24時間後まで待つ。
24時間後、70% は超えていたが 75% にはなっていなかった。
最終的にはさらに8時間後まで待ち、結果 72% と 73% だったのでその状態でアプリからキャリブレーション
これで2台の湿度計はほぼ同じになった(はず)。
このキャリブレーションキットというか湿度調整剤はしっかり封をして保管しておけば開封後3ヶ月は使えるということだったので、その間に湿度をキャリブレーションしたくなったときのために保管しておこう。
おまけ
その後、HAKUBA のデジタル温湿度計を入れて24時間後 こちらはキャリブレーションできないのでテープに「-1%」と書いて貼っておこう